塩の水溶液のpHを調べよう
1) 酸と塩基の中和で水とともに生ずる物質を塩という

2) 塩には正塩、酸性塩、塩基性塩があるが水溶液のpHには関係ない
 正塩(HもOHも含まれない)NaCl
 酸性塩(Hが含まれている) NaHCO3
 塩基性塩(OHが含まれている)MgCl(OH)

3) 加水分解(塩が水と反応して部分的にもとの酸や塩基になる)
   強酸+弱塩基 NH4Cl  → NH4+  +   Cl−
      水       H2O  → OH−   +   H+
                アンモニア水    塩酸

4) 強酸と強塩基で生ずる塩の水溶液中は中性であるが、強酸と弱塩基、弱酸と強塩基の反応で生じた塩は加水分解して酸性、アルカリ性になる。
1) 中和によって生ずることから塩はすべて中性であると思っているものが多いので、加水分解による元の酸・塩基の発生に注目させたい。

2) 酸性塩、塩基性塩に含まれるHやOHは必ずしも電離して水溶液中に出てくるイオンではないこともpHから考えさせる。
塩ごとに式量が異なるので薬さじ1杯で濃度が同じわけではないが、傾向を見る上では問題はない。
準備10分  実験15分